秋期学習会に参加して 1号車 位田町 塩見和世様 肌寒くしぐれた一日でしたが、かえって車中からは、しっとりした晩秋の景色を楽しむことができました。久美浜の稲葉本家では地元の「長」として「お上」と民との間で長く続いた大きな「家」を守ってゆくことの難しさもさることながら、まず一番に「そうじが大変やったやろねー」とか「冬・寒かったやろねー」と言いあいながら見学しました。同じ久美浜の如意寺では和尚様のお説教が楽しかったです。般若心経の一節をひいて、肩の力をぬいて楽しく生きる極意を話して下さり、一同楽しく「そうそう」とうなずいて共感したことでした。失礼ながら、まるで仏教界の綾小路きみまろか)また、花の寺の花は、豪華絢爛の花々ではなく、和尚様の心と手入れで守られているやさしい野の花々でした。久美浜湾の美しさととけあって、またちがう季節に来てみたいと思いました。 浦嶋神社と丹後一ノ宮元伊勢籠神社では、この丹後(古代では綾部や若狭も含んで丹波といったそうです。)の地が大陸や東南アジアからの人や文化の流入地点であること、その先進文化をもって丹後(丹波)王国を形成し、ひいては大和朝廷成立に深くかかわっていること、また、私がこれまで何とも思わなかった地名や小さなほこらや伝説などにも深い意味や古代からの人々の思いがあることを知りました。 京都府立丹後郷土資料館では古墳時代から明治までの生活をたどりました。このたびの見学学習会では、人間がその時代その時代を智恵と力の限りをつくして生きのびてきた、その積み重ねが文化や歴史の発展ということなのかなと思いました。 また、丹後という土地には古代が今もまざまざと息づいていると実感しました。充実した一日でした。ありがとうございました。 |
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秋の文化財・史跡学習会に参加して 2号車 里町 四方 篤 様 |