「守る会」春の研修旅行に参加して     綾部の文化財を守る会のHPへ

     1号車 中筋町 木下芳信

 

 当会の研修旅行に参加するのは、昨年の春の第三十五回「湖都・大津の国宝を訪ねて」に参加して以来、二回目です。

 家内は友人と毎回参加しておりますが、

私の場合は仕事柄特に秋の参加は難しく、昨年の南河内郡の聖徳太子の廟は残念ながら参加することができませんでした。

 今回は友人で事務局の四方續夫君から

、銀閣寺の苔の庭園は本家の西芳寺より美しくなっており是非見るべきだ、とすすめて頂いたので大いに期待し、近所の方もお誘いして参加しました。かの有名な三段垣の「銀閣寺垣」も素晴らしく、又、庭園の苔や高台の展望台から眺める銀閣・東求堂も期待どおりの絶景でした。

 更に相国寺、等持院、金閣寺を見学しましたが、相国寺の「宣明(浴室)」は面白く、「(せん)(みょう)」と称せられるのは、皇室、及び将軍家に限られており、足利義満が創建した相国寺の浴室も「宣明」と称せられ、鎌倉時代の禅宗(臨済宗)の寺で唯一残っているもので、「宣明(浴室)は修行の場であった。」と説明を受け、大変興味深く見学させて頂きました。

 又、帰りのバスの中で上映されたビデオで見た金閣寺の金箔は、従来の五倍もの厚さや貼り方・漆の塗り方等造形物としての文化財を学び大いに勉強になりました。

 一方、家に帰り、身に付けて行った万歩計を見ると一万三千歩余りを数えており、「随分と歩いたもんだなあー」とこれ又感心致しました。研修旅行にはまだ二回しか参加しておりませんが、毎回学習目的・テーマを明らかにして資料を整え、下見も行って、十分準備をした上で実施されており一般観光旅行とは一味違う、中身の濃い見ごたえのある旅行であり、さすが「文化財を守る会」の主催であると高く評価するとともに、他の方々にも自信を持っておすすめできる研修旅行であると確信致しました。

 秋の研修旅行「古代丹波の分国、丹後半島一周」コースは文化財・史跡学習に加えて、紅葉の丹後半島や、松葉ガニも目に浮かべ、今から楽しみにしております。