第十三回秋の文化財・史跡学習会に参加して 一号車 物部町 芦田さち子 様   HP:綾部の文化財

伏見稲荷大社(1・2号車)

 一年のなかで最も美しい季節に京都を訪れるこの学習会を楽しみにしていました。
 午前中は、かくれた紅葉の名所「醍醐寺」を見学し、午後は、「御香宮神社」へとむかいました。
平安時代にこの神社の境内から、「」の良い水が湧き出たので、以来「御香宮」と呼ばれるようになったとか。バスを降り、いちょうや桜の色とりどりの落葉を踏みしめながら先ず拝殿へ。豪壮華麗な拝殿は、桃山時代の大型社殿として大変価値が高い京都府の指定重要文化財だそうです。
 叉、拝殿から国の重要文化財の表門へ移り、そこで珍しい「蠆股」についての説明をお聞きしました。そこから本殿へ。この本殿も豪壮華麗で国の重要文化財です。その傍にこの神社の名の由来の清泉「石井の御香水」がこんこんと湧き出ていました。地元の人なのか、四・五人の方が大きなタンクで水を汲んでおられました。私も一口いただきましたが、思ったよりも温かく甘い水で優しく喉を潤してくれました。友達と「この水でコーヒーが飲みたいなあ。」と話しながら神社を後にしました。
 次は今日の最後の見学場所である「伏見稲荷」です。「稲荷大神」は元々五穀をはじめとする全ての食物・蚕桑のことをつかさどる神として信仰されてきたのだそうです。まず、大社の前で全員で記念写真を撮り「千本鳥居」へ。見上げるとどこまでも、どこまでも続く朱の鳥居。
 前の人に続き息をはずませ胸をドキドキさせながら「こんだけ歩いたら今晩はよう眠れるで。」との誰かの声に頷きながら何本も何本も鳥居をくぐりました。お願いごとをすませ下の茶屋で甘いものをいただきながら醍醐寺御香宮のことをあれこれ話しました。
 今日一日、雨に降られることもなく11月にしては暖かい一日で、本当に思い出に残る学習会でした。お世話になった役員の方々、ありがとうございました。