綾部市資料館特別展示 「忠左衛門代官日記 」吉美 久田山 綾部の文化財一覧表へ 綾部の文化財

忠左衛門代官日記 講読解説会  11月6、13.20(土)PM2〜3時

忠左衛門代官日記 ー岩本家文書からみた明治維新ー
 田舎のお代官様はホント大変だったんです
会 期   平成16年10月30日(土)〜11月28日(日)
入場料   無料  休館日は月曜日
主な展示品 岩本家文書を中心に、主に江戸後期から明治初期の関連資料
 例年の秋の資料館特別展ですが、今回は大変地味ではありますが、古文書を展示の主役にすえて、特別展示が開催されます。これは綾部市資料館において初の試みであり、挑戦であります。

 この度の展示会で主役を務める古文書は、岩本家文書ー口上林十倉の旗本領の代官であった岩本家に伝わる文書ーです。
 同家より資料館に寄贈されたこの文書について、これまで整理・精読作業を進めてきましたが、この文書の有する豊かな内容、特に江戸後期から幕末・明治へと移りゆく時期の資料がおもしろく、単なる一地方の旗本代官資料を越えた内容であることがわかりました。

 明治維新前後の激動の世相を地方の旗本代官の日記から垣間見るーこのおもしろさを展示という形でいかに皆様に伝えられるか、ちょっぴり不安でもありますが、腕の見せ所とはりきっており、どうかたくさんのみなさまのご来場をお待ちしております。 
綾部市資料館より 電話0773−42ー1366
綾部市資料館全景 資料館入り口 受付ロビ−
資料展示スタ−ト 菩提寺の「如是寺」と「十倉陣屋跡」を説明中の近澤館長
数多くの資料が展示 展示中の岩本家文書
十倉谷家の領地十ケ村 注記へ 近澤館長の説明を熱心に聞く参観者
江戸 正保時代の十ケ村地図 展示の資料に熱心に見入る参観者
幕末の十倉谷家旗本の藩札が面白い;

谷藩の藩札:
十倉旗本札。これは銀弐分 丹洲十倉、嘉永六年発行・慶応四年検印:かなりの高額で実際に使われた小額の藩札と異なり、信用手形の様なもの。保存状態がよい。
日本古札協会理事 井関誠氏所蔵
忠左衛門代官日記 講読解説会  11月6、13.20(土)PM2〜3時
岩本家古文書:
御免相之扣(控)写真右を説明される塩尻千賀良氏(綾部史談会)写真左

最初は農地に立ち会いの上収穫を見て、年貢割合を決めていたが(検見と定免:免率記載あり)、財政の逼迫と共に免率が一定になり(平均して農民の手に残るのは25%の高い賦課率)
藩の年貢収納高が斬減傾向(初期2千石→1500石)凶作年は極端に落ち込んでいる。
十倉陣屋の配置などを資料:写真右で説明される、川端二二三郎氏(綾部史談会)写真上・左
忠左衛門の代官就任のいきさつと、残した日記(古文書)を用いて講読中の川端講師:写真左

使われた古文書のテキスト:写真右
博打の流行と処罰について記録している。
山家谷家分家旗本2千石の十倉谷家の領地10ケ村:@十倉586石A星原270石B小呂76石(一部)C200石D高倉151石E金河内300石F内久井230石G中村10石(一部)H位田150石(一部)I上八田30石